はじめに
『ポケモン バイオレット』は、Switchで任天堂から2022年に発売されたポケモンシリーズの9作目です。
シリーズ初のオープンワールドや爽やかで道徳的な内容のシナリオ、個性的かつ魅力的なキャラクターたちが話題を呼びました。
結論、めっちゃ楽しい～～～！！！
発売日に買って本当によかったです！
2022年11月にプレイした当時の感想かつ有機ELSwitch端末でプレイした感想記事になります。
この画像がお気に入りすぎて使いまわしすぎですね。
一言で言えば、「荒は多いけど、それを上回るほど楽しい」作品。
ポケモン初心者やシリーズにマンネリを感じていた人にこそ、ぜひ遊んでほしいと感じました。
初のオープンワールド＆フリーシナリオ形式ということで不安もありましたが、プレイしてみると想像以上に自由でワクワクしました。
確かに技術的な粗は多いものの、「楽しさ」が圧倒的に勝る体験です。
処理落ち・不具合について
正直、処理落ちはかなり目立ちます。
私はパッケージ版でプレイしましたが、カクつきや挙動のバグが多発。時には「ギャグかよ！」と思うレベルの挙動もありました。
特にSDカード保存ではエラー落ちが多いと報告されているため、本体保存を強く推奨します。
とはいえ、それでも最後までプレイを止められないほど楽しいのが今作のすごさ。
技術的な欠点を補って余りある体験でした。
ポケモン捕獲が最高に楽しい！
序盤から新旧さまざまなポケモンが登場し、探索と捕獲だけで何時間も遊べます。
過去作の人気ポケモンに加え、新しいデザインの子たちも多く、「次はどんなポケモンに出会えるんだろう？」という期待感が途切れません。
ただし、図鑑登録やアクションのテンポは改善の余地あり。
ポケモンが小さくて見えにくい・ミニマップが北固定できないなどの不便さも感じました。
それでも「捕まえる楽しさ」がこれほどまでに強調された作品は初めてです。
シナリオが過去最高に面白い
今回の物語は、「宝探し」をテーマにした3つのルートで構成。
どのルートもキャラ描写が丁寧で、感動的な展開も多く、ポケモンシリーズの中でも特に印象に残るシナリオでした。
学校で授業を受けられる要素もあり、先生たちの言葉が意外と深くて印象的です。
シリーズでここまで世界観に厚みを感じたのは初めてかもしれません。
キャラクターが全員魅力的
PVの段階ではデザインに賛否ありましたが、プレイすると印象が一変。
どのキャラクターも個性があり、ジムリーダーやライバルたちの描き方も秀逸です。
主人公のキャラメイクもかなり自由で、思った以上に可愛い・カッコいいキャラを作れます。
ただし、服のバリエーションが少なすぎるのが惜しい点。
学生設定ゆえの制服縛りですが、今後のアップデートに期待したいです。
新しいバトル・ジムシステム
テラスタル化により、タイプ変更や技強化といった戦略性がアップ。
特にジムリーダー戦の演出とBGMは神がかっていました。
四天王戦も難易度が上がっており、捕獲中心で進めても自然と強くなれる絶妙なバランス。
一方で、ジムテストのミニゲームは微妙。戦闘以外の要素は蛇足に感じました。
おわりに
技術的な荒は確かに多いものの、それを補って余りあるほどの新鮮な体験でした。
DLCも最高な体験が出来るようになったので、本編を楽しんだ人には是非おすすめです。
ポケモンシリーズに新たな風を吹き込んだ革新的な作品であり、「次はどう進化するのか」今から楽しみになるほどの完成度です。
荒があっても最高に楽しい。
ポケモンに新しい時代が来た、そう思わせてくれる作品でした。
DLCは以下でダウンロード可能です。
