FF14に興味本位で挑戦してみた
FF14（ファイナルファンタジーXIV）って「シナリオが面白い」と聞きつつ、私はこれまでMMOをプレイしたことがありませんでした。
「どれくらい面白いんだろう？」という興味本位で始めたのですが……結論から言うと、暁月までならメインクエストだけでも十分楽しめる良作でした。
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バッチごとの評価
個人的な感想をざっくりランキングにすると以下の通りです。
漆黒 > 暁月 >> 蒼天 >>>>>> 紅蓮 >>>>>>>> 新生 >> 黄金
新生と黄金は正直かなり厳しかったですが、バッチを重ねるごとに改善が見られ、どんどん面白くなるのがFF14の魅力です。
漆黒のヴィランズはシナリオ・システムともに完成度が高く、最も楽しめました。新生エオルゼア
シナリオは世界観説明中心でやや薄め。英雄扱いの主人公に不信感を覚えながら進行。
「付き添いの戦闘マシーン」感がやや強め。
伏線は丁寧ですが驚きが少なく、物語を「他人事」として眺めてしまう感覚。
戦闘や移動が多く、コンテンツファインダーや帝国戦は正直だるい。
ソロプレイだとメインクエストだけでも挫折する人が多いと思います。
それでも「これから面白くなるかも」という期待感は巧みに演出されており、漆黒への伏線として機能していました。
蒼天のイシュガルド
王道ファンタジー展開が始まり、序盤の不満が改善。
伏線回収も丁寧で、予定調和ながら安心して楽しめる。
キャラクターは魅力的だが、一部キャラの掘り下げは少なめで残念。
オルシュファンやエスティニアンの活躍は印象的で、好きなキャラです。
紅蓮のリベレーター
一部のクオリティが新生に戻ったような印象。
主人公や主要キャラクターへの感情移入がしづらく、戦いも淡々と進行。
舞台の情緒は素晴らしいものの、シナリオがやや淡白。
4.3のゴウセツとヨツユの話は特に印象的で、考えさせられる内容。
個人的に一番印象に残ったのはヨツユでした。
漆黒のヴィランズ
シナリオ・システム共に大幅に改善され、ストレスなくプレイ可能。
フェイス機能でコンテンツファインダーも快適になり、ソロでも楽しめました。
仲間との絆や舞台の美しさも魅力的で、ワールドを駆け巡る楽しさが最大化。
主人公が本当に主人公として活躍できる点も◎。
漆黒をプレイすれば、これまでの不満が全てチャラになるレベルです。
暁月のフィナーレ
完結編らしく、泣けるシーンや心揺さぶられる展開が多数。
元凶については考察が分かれる部分もあり、プレイヤーによって印象が変わりそう。
道徳的要素も強く、ストーリー全体として非常に満足度が高いバッチです。
黄金のレガシー
まさかこんなとんでもない出来の冒険になるとは。
暁月の後にプレイしたこともあり、シナリオがかなり物足りなく感じました。
展開が唐突で支離滅裂な印象があり、重要なシーンを見逃したのではと思う場面も。
主人公は再び「付き添いの戦闘マシーン」のような存在に戻った感覚で、没入感が薄かったです。
おわりに
私は戦闘が苦手で、ハウジングやキャラクリにもあまり興味がありません。
それでもFF14はライト層も楽しめるように作られており、バッチを重ねるごとに面白さが増していく点が本当に凄い。
MMO初心者でも「メインクエストだけでも十分楽しめる」という体験は、FF14ならではの魅力だと思います。
メインクエストだけ楽しむユーザーでも、暁月までプレイして良かったなと思っています。
もし、これからFF14をシナリオ目的で始める人がいたら参考になれば幸いです。
